発泡酒は危険だ。

 梅雨が明けたころ、常連の患者さんが
 「体がだるい」と言って来院しました。

 施術をすると、肝臓のスジが凝っています。
 話を聞くと、
 「ビールを止めて、発泡酒に変えた。」そうです。

 ビールを飲んでいた時は毎日2本飲んでいたのに、
 肝臓は凝っていませんでした。
 発泡酒は毎日1本しか飲まないのに、
 肝臓が凝るようになりました。
 happousyu
 それから
 「肝臓のコリと発泡酒には因果関係があるのでは?」
 と疑うようになりました。

 肝臓が凝っている患者さん10人に、
 何を飲んでいるか聞いたところ、
 なんと全員が発泡酒を飲んでいました。
 明らかに因果関係あり、ですね。

 私の考えでは、発泡酒を飲み続けると、
 肝臓が次第に凝り固まって、やがて肝硬変になり、
 最後には肝臓ガンになるだろう、と予測します。

 価格の面から発泡酒を選ぶ方が多いと思いますが、
 発泡酒よりも、ビールの方が美味いし、
 肝硬変や肝臓ガンの心配も少ないので
 医療費の出費のことも考えると
 ビールの方が、むしろ節約になると思います。

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